告白

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告白

僕には、 ずっと好きな人がいる。 今日、 僕は君に伝えたいことがある。 だから、 君を屋上に呼び出した。 「どうしたの?」 君は小さく首を傾げた。 一瞬、 ドキッとして、僕の体温はそれに呼応するかのように急激に上昇した。 「あのっ…」 急に言葉が詰まる。 昨日、 ずっと練習し続けたあの台詞が頭から消えかける。 「うん?」 君の声を聞いて僕の脳内は完全に沸騰した。 すぅー… 深い息を一つ吸い込み。 僕は伝えたい想いを君に打ち明けた。 「ずっと、 君のことが好きでした。 これからも、ずっと君のことが好きでいたいです!!」 屋上に風が吹いた。 君は少し頬を赤らめた。 「ごめんなさい…二次元しか、愛せないの…」 君は、 そう言い残して駆け出した。 まwさwかwのw 「腐女子かよっ!!」
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