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「私は、教育学部。
小学校の教師を目指してる」
まなみさんがキリッと、しっかりした口調で話してくれた。
「小学校の先生かぁ!
なんか……似合うと思います。
まなみさんは人気ある先生になるんだろうなぁ」
俺は頭の中で、まなみさんが教壇に立つ姿を想像してみる。
「ほんとにぃ?
なんかめっちゃ嬉しい!
いっぱい勉強して頑張るねっ」
目尻を下げ、本当に嬉しそうに、そして照れたように話す。
まなみさんは、やっぱりかわいい。
ずっとまなみさんの夢を応援していきたいな……
チラッと見つめた視線の先、ぶつかるまなみさんの瞳。
目が合った……
それだけで心拍数が上がっていく。
恋をするって、こんな感じなのか?
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