拓哉と純哉と殺人と

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拓哉と母さん、元気に やってるかなぁ? ――俺は、なぜ ――あんな事しちまったんだ? 「それじゃあ、 行って来ますわ。」 誰もいない家に 大葉陽子は、 声をかけ 玄関から出て行った。 今の内に―― 運動神経抜群の純哉に とっては セキュリティーが 反応せず家に忍び込む など、朝飯前であった。 大葉家はセキュリティーに頼り過ぎだ。 窓の鍵も 閉まってない! 容易く侵入した純哉は ひたすら諭吉を 探すのであった。 ―――あった!――― 大体、300万円は あるだろう。 札束3つを自分の 衣服に詰め込んだ。
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