序章…石版

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不思議と笑えてしまったけど、いまさっきまであった、光はどうしたのだろう 二人は公園に踵を返し、辺りを見回した。 「なんなん…アレ」 久遠の視線の先には 公園の雰囲気から逸脱した、そこには無いはずの『岩』が、無造作に出現していた。 涼しげな公園の空気とは裏腹に 異様な熱が篭った岩が不思議と生きているように思えた。
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