乾くから!

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僕達が森に入ると双子の男の子が二人現れた。 正直太っている。 『かくれんぼする?』 『お話してやろうか?』 ドゴッ!! 「砕牙ナイス!」 「おう」 『ナイスじゃないだろーー!!』 状況を説明すると、『お話をしてやろうか?』と言って来た方の顔面に砕牙が跳び蹴りをかまし、それを見て僕が笑顔で親指をたてて、無事な方が僕らに突っ込んで来たと。 長くなった。 そんな訳で僕は突っ込みを放棄したんじゃなく、砕牙の行動に納得出来たから突っ込まなかっただけ。 というかこの国の奴が突っ込みできたことに驚いた。 ってか何で上から目線で来た。 「お前らディーとダムだな」 『ああ、俺がダム』 「ディーとダム。 白兎が何処に行ったか知ってるか?」 『俺名前名乗っただろ! 何で二人でまとめるんだよ!』 「僕凄く楽」 「俺の質問に答えろ」 砕牙がダムとやらの胸倉を掴む。 『しっ知りません』 「チッ使えねえな」 砕牙はダムを離し、走り出した。 僕はその後を追いかける。
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