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砕牙はその時目を見開き、暫く沈黙していた。
僕は言って青ざめた。
ヤバイ……
殺られる……っ
死亡フラグがたったと完璧に思った。
でも……
“そうだな……
今までそれでそんな風に怒られたことがなかったから……
大体テメー生意気なんだよ!って言われて殴りかかってくるような奴か、謝って逃げて行く奴ばっかだったからな……
教えてくれ”
その時初めて、こいつは案外優しい奴なんだと分かった。
“……うん、分かった
でも買い物終わるまで待ってくれる?
それから妹達を姉に頼むから”
“分かった”
素直で、それから僕は砕牙に何かと赤ん坊の扱いなどを教えた。
それで、いつの間にか何かと一緒に居たりするようになって、友達になっていた。
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