坂田 愛

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正直、その時の僕はその男に会ったこともないし助ける義理もなかった。 ただ無視して、目を瞑って通り過ぎればいいだけの話。 だけど僕は―― 気付けば傘を横に突き出していた。 「風邪、ひきますよ?」 .
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