プロローグ

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私は急いで朝食をすませて、すぐに隣の家にいる幼なじみの爽のところにむかった。 ーピーンポーンー 「おはようございます!李那です入ります!」 いつものように挨拶をすませて家のなかに入る。 中に入ると朝食の用意をしている爽のお母さんがいた。 「爽ママ!おはよう!」 「李那ちゃん!いつもゴメンなさいね。爽ったら李那ちゃんが来ないと起きないのよ!」 「いつものことですから!気にしないでね!」 「ありがとうね!じゃあよろしく頼みます」 「はーい!」 爽ママの挨拶をすませて2階にある爽の部屋へ入っていった。 「爽ー起きてー今日から、学校だよぉー。」 「うっ…うーーん…。」 「早くしないと、また遅刻だよ」 「り……な…」 「ふぇ??なにっ?」 爽に近づくといきなりわたしの体は爽の胸に押し付けられた 「なっ……ちょっ…はなして!」 「李那…柔らかい…」 「こっこの…変態やろ!!!!!!!」 そう言って私は爽の顔をおもいっきり叩いた。 「いってぇぇぇ!!!!」 「馬鹿!!!何すんのよ!!もぉ起きたならさっさと学校行くわよ!」 そう言い捨てて私は部屋から飛び出した… 多分…顔が真っ赤だと思う… 「…人の気も知らないで…爽のバカッ…。」
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