面倒事

65/95
前へ
/765ページ
次へ
バーンに諭され黙り込んでしまったラウ。 バーンが言ったことは真理。 どの世でも強きは弱きを守ってきた。 それを解っているからこそ何も言えなくなる。 「……解ってもらえて何よりです。」 そんなラウの心境を知ってか知らずかそんなことをいうミリアの顔には微笑みが浮かんでいた。    ◇   ◆   ◇ 少しミリアから離れた場所にいたディオスはアレンと共闘を組んでいた。 周りには 侵入者がずらりと2人を取り囲むようにして並んでいる。
/765ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3663人が本棚に入れています
本棚に追加