1人が本棚に入れています
本棚に追加
そのころ妖怪の山では
にとり「♪~」
鼻唄を歌いながら川沿いで座っていた…空から何かが近づいてきた
にとり「なんだあれ…て人が落ちてきてる!!」
凄い勢いで人が落ちてくる…
にとり「助けなきゃ!!」
低空飛行で着地点までいき抱き抱える準備をする…
ぼさ!!…上手くキャッチできたようだ…気絶してるようだ…にとりは溜め息ひとつついた…
にとり「しかしなんで人が落ちてきたんだ…不吉な予感がするよ…」
にとり「『ふむ…髪も瞳も蒼いなぁ…
服装は鈴仙みたいだし…
体重は軽いな…40kgあるかないかぐらいだ…
だいたい伸長は150ぐらいかな?
こんなひんぬー過ぎる女性もいないだろうから男だろな♪まさかこいつ女装好きなのか!?』」
等と想像してるうちに目を覚ました
???「う~ん」
にとり「おや…目が覚めた?」
???「ここは?」
にとり「ここは妖怪の山…君は空から落ちてきた不思議な子…」
???「そうですか…助けていただきありがとうございます…そろそろ降ろして頂いてよろしいですか?」
ちなみに今にとりにお姫様だっこの状態で抱かれている
にとり「?どうして?」
???「なんだか恥ずかしくて…まだ誰にもしていただいたことがないものですから…」
顔を赤らめ下を向く…
にとり「私はこのままでもいいけど♪ww」
ニヤリと笑いながら見つめる
???「はう~いじわるですぅ💦」
にとり「冗談♪ほら…」
優しく降ろしてあげた
???「ありがとうございます…」
軽くお辞儀をしてきた…
にとり「私の名前はにとり♪君は?」
???「私は…シエルと申します…」
にとり「ふーん…『あれ?女っぽい名前…それに男性にしては声が高いな』
つかぬことを聞くが…女性?」
シエルは泣き出した…
シエル「ぐすん…どうせ私はひんぬーですよ…」
慌ててシエルを慰める
にとり「あわわ💦ごめんごめん…」
にとりはシエルから殺気を感じた…
シエル「ぐすん…私よりひんぬーでない者は…全滅です!!」
急に豹変したかのようににとりに素手で襲いかかる!!
にとり「おわ!!」
慌てて避けるにとり
どーん!!…拳を
つきだした方向にある岩が砕けちっていた…
にとり「……何事だ…」
にとりは口を開けて唖然としていた…
シエル「今のは拳の周りに風の塊を纏わせパンチしたときに解き放ちました」
にとり「解説どうも…」
にとりは震えながらも一応お礼を言う
シエル「うふふ♪ではサヨナラです」
危険を察知しにとりは脱兎のごとく逃げるのだった
最初のコメントを投稿しよう!