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涙が滲む。 「我慢すんなよ……手伝ってやってんだから」 「っ……しゃ、べんなっ……!」 笹原の発言に苛立ち、俺がそう返すと笹原は俺の自身の裏筋を中指で擦りだした。 「あ゙ッ……ふ、ゔっ……ぅっ」 下唇を噛み、必死に耐える。 変な汗が出始めた時、笹原が首筋に顔を埋めた。 「篠岡……」 「ひっ……」 首筋を舐められ、咄嗟に変な声が出る。 それから笹原はそこにゆっくりと歯を立てた。 ぐんぐんと歯が首筋に食い込んでいく。 それと同時に、何かが弾けそうな感覚に襲われた。
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