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「僕に味見しろってこと?」
静かに仁王立ちしたまま頷く裕二。
目で静かに早く喰え。と伝える裕二。
僕はさっきから、嫌な予感しかしない。
ホットケーキの色が黄金色じゃなくて、なんか若干灰色って時点でもう怪しさ満点。
そっと、ひっくり返してみる。もちろん焦げてる。匂いは……
匂いを嗅ごうとした瞬間裕二が無理矢理僕の口を開きホットケーキもどきを無理矢理ねじ込む。
「いいから!喰え!」
「あちい!!」
怪しいモノが口に。胃に。侵入してかてアツアツのホットケーキもどきの匂いが僕の口いっぱいに広がる。
香ばしい蕎麦の匂いが……。
蕎麦!?。
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