やわらかな表現で

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飛び散る血がPの頭にかかり Qは一瞬で屍と化した 完全に動かなくなったQを見てPの頭の中にOとQ 共に過ごした思い出が駆け巡りだす 産まれた時から自分とOに優しかったQ 自分がOをからかっているとたまに怒られもした そんな彼女がそばに居ると不思議と自分もOも 心が落ち着く気がしたのを思い出す そして最後に 今さっきのQの優しい泣き顔が頭に浮かんできた時 自然と気付かぬ内に PはQの腕を口に含んでいた
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