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そしてようやく歌い終えて何気なくエリを見ると。
「は!?何お前泣いてんの!?」
エリの目からボロボロ流れる涙。
ちょ、ここまで感動しねぇだろ普通。
「だって…祐ちゃんから好きとか聞いた事ないからっ…嬉しくて……」
涙で声をつまらせながら言うエリにため息をついた。
「せっかくの誕生日に泣いてんなよ。」
隣に座るエリの頭をポンポン叩くとエリは涙をためながら笑う。
「うん!」
…お。
可愛い今の顔。
…………いやね、男って結局可愛い子には弱いもんでさ。
ましてや誕生日だからってオシャレして短いスカートはいてる女が隣にいたらさ。
反応しちゃうよね。
「…祐ちゃん…。」
エリが顔を近づけてキスをねだってくる。
今キスしたら止まんねぇかも~!
と思いつつも軽く唇を重ねてやった。
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