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あ、紹介します。
彼女の中田エリです。
高2の148センチ、Eカップです。
顔は秋葉風に言うと萌え系です。
「ごめんね、先生話長くて…帰ろ?」
「何で帰んの?来いよこっち。」
俺が言うとエリはちょこちょこ歩いてくる。
「ね、だって…ここ教室だし、祐ちゃん家行ってから…」
泣きそうになりながら訴えるエリに不機嫌な視線を送り黙らせてやった。
「…口答えすんの?」
「そういうんじゃ…ない、けど…。」
すっかり俯いてしまったエリの顔は真っ赤になっている。
「…朝、するって約束したろ?約束は守りましょうって習わなかった?」
約束と言っても俺が勝手に言っていただけなのだが、素直なエリは「ごめんなさい…」と足を踏み出した。
俺の側まで来たエリの髪に手を伸ばし、強い瞳で見つめてやる。
たったそれだけなのに、エリは長いまつげを伏せて体を震わせた。
「…俺の事、好きなんだろ?」
その言葉を言えば、エリが逆らわないと知っていて、優しく囁く。
案の定、エリは素直に俺の手を握った。
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