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飼い主は森で出会った美しい鳥を無理矢理かごに入れて、我が物にしました。
その鳥は優しくて、
逃げようともせず
毎日飼い主に綺麗な歌を唄いました。
鳥は森に恋人がいました。
本当は森に帰りたかったのです。
しかし鳥は、夜中に誰にも悟られないように涙を流す飼い主を見て、
とても哀しい気持ちになりました。
飼い主は傲慢で、
あまり評判が良くありませんでしたが、
それは強がりだということに
鳥は気づいたのです。
ある日鳥の元に恋人が
迎えに来ました。
それを見た飼い主は怒り、
恋人を追い払いました。
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