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「おーい、あきー」
え?名前呼ばれた・・・・?
からだがゴツい人が近寄ってくる。
「え?!あき・・・知り合い?」
不安そうな顔でみなみは、あきに聞いた。
「し、知らないよ・・・私、男子に知り合いいないもん・・・」
「おい!!!あき!!」
手をガッと伸ばしてきた。
「!!!」
でも、つかんだのは私ではなかった。
「るせーな!入学式なんかやってられっかよ!」
目の前にいた茶髪で、背が大きい男子。顔はよくみえなかった。
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