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黒いサラサラの髪に雪のような白い肌、極めつけは寒さでなのか少し紅葉した頬
一瞬性別がわからないような綺麗な顔に俺はかなり戸惑った
「はぁ……」
ボロボロのホームレスを想像していたが、想像と現実が違いすぎて思わずそいつを抱え家の中に連れ入っていた
我ながら軽率だな
そんな事を考えつつ、そいつを俺のベッドの上へゆっくりと降ろす
綺麗な顔と汚いコートを見比べ、アンバランスだと思った俺はコートを脱がそうとチャックに手をかけ下に下げる
「んな…っ?!」
チャックを首の下辺りまで下ろした時、異変に気づき変な声が出た
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