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「……何やってんの?」
いつの間に意識を取り戻したのか、二つの綺麗な黒の瞳が怪訝そうにこちらを見ていた
「あぁ、そういうこと。
いいよ。しばらくここに
泊めてくれるんだったら。」
何を勘違いしたのか、突然の申し出に俺は軽くパニックになるが、必死に表情に出さないようにした
「俺にそんな趣味はねぇーよ。
ただ純粋に
着替えさせようとしただけだ」
その言葉を聞きそいつは、興味がなさそうに「ふーん」と言いこちらに手を伸ばしてきた
「何?」
全く意味が分からずに眉をしかめ、そう返すと
「俺を飼う気無い?」
と、ますます意味のわからないことを言い出した
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