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真夜中ハイウェイ
オレンジ色のライトが
矢継ぎ早に通り過ぎる
街の灯(あか)りさえも
まばらになる時間
一人ライトに照らされている。
悲しい思いは風になって忘れよう
他の車もいない 真夜中のハイウェイで
スピード上げ 虚しさ窓から投げ捨てて
淡い光に包まれながら 僕は風になる…
誰もいないハイウェイ
孤独な音が広がる
頭上で輝く天の川
橋を架けて海へ向かおう
二人見ていた輝く水面(みなも)
砂浜の綺麗なあの海沿いへ
哀しいメロディー 涙も流れない。
空いたすき間 埋め合わせは――
風に混じり僕は闇にとける…
瓶詰された記憶 あの時と同じ時間
止まった僕の今が 動き出した
昇ってきた朝日 夜の終わりの星一つ
思い出のピリオド最後に加えて
朝日の中へ消えてゆく…
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