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渉「ま、んな事は仮の話だしな。俺には人様の事情なんざ分からん」
陽向「……マジで言ってたら蹴りいれようかと思ってたが。今回その対象が俺なワケだし」
渉「冗談で蹴り入れられるのは勘弁な。……まあ、でも悪くない話だと思うぜ?あの音成 奏サマの旦那になれるんだからな?」
陽向「……そういうお前はどうなんだよ?」
渉「俺?ムリムリムリ!俺、ああいう堅っ苦しい空気ダメだから!」
陽向「ああ……お前『ザ・フリーダム』って感じだもんな」
渉「そういう事にしといてくれ」
分かるような分からんような渉の言葉に、俺達は思わず笑いあった。
初めは軽い奴で大丈夫かと思ってたけど、何だかんだで落ち着いた判断の出来る。
ちっとは頼りにしてもいいかな……
奏「2人共、こっちこっち!」
陽向&渉『?』
奥から音成の声が――って、いつの間にか居なくなってるし!
陽向「どこだよ!」
奏「ベッドのある部屋――!」
陽向「俺の部屋!?」
アイツ……!勝手に行ってしまうのはともかく、人の家でいきなり俺の部屋に直行とか。
我が家じゃねぇよコノヤロー
陽向「音成!何やっ」ピタッ
渉「陽向?何固まっ」ピタッ
ドアが開きっぱなしの俺の部屋に入り、まず俺達の視界に映ったモノは――
全員『………………』
ベッドの向こう側に……落ちた?音成の、白いパンツだった……
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