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「お待たせしました!!」
「んじゃ、行こうか。」
1人で先頭を歩く伊織先輩。
「どこ行くんですかね。」
「さぁ?多分あいつも分かってないと思うよ。」
「ねーねー、どこ行く?」
「決めてなかったんですか!?」
「うん。」
「そこらの喫茶店でいいんじゃないか?」
「了解~。」
決めてないのに1人で進む伊織先輩にも、そんなこと全部分かってる和樹先輩にもびっくり。
でも、この2人がまだ仲がいいことを知れて嬉しくなった。
「和樹先輩と伊織先輩って同じ大学なんですよね?」
「あぁ。ってか光琉。
俺も敬語使わなくていい?」
「もちろんです!!」
ふふっ、
「//和樹先輩あいかわらずカッコイイですね。」
「どーも。」
伊織先輩が入ったのは喫茶店・・・
ではなくファミレス。
「ドリンクバー頼めるじゃん!」
和樹先輩は、
「また全部の飲み物混ぜたりすんなよ?」
と。
渇いた笑いをする伊織先輩を見てこの人絶対するつもりだったんだな、と分かってしまう。
てか、和樹先輩すげー!!
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