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頬を つねるのは嫌なの
だって 覚めてしまうじゃない
ぬるま湯の幸福でも 浸かっていたいのよ
それは、カラフルな世界だったり
寂しい冬の世界だったり
真っ暗な世界だったり
残酷な赤の世界だったり
私の欲しいモノはなんだっけ?
分からなくて、ただ歩き回る
ああ、でも逃げなくちゃ
また捕まってしまう
夢の世界は いつの間にか怖くなって
でも、あなたと一緒だったから、頑張れたんだよ
ピアノの音を頼りに
群がるモノを潰して
私を見ないで、笑わないで
真っ白な世界
変わり果てたあの子
全部捨ててよ
この心の奥
優しいあの人と、泣いてる私
本当は、悲しいの
叫びを、世界にばらまいて
夢の世界に いつまでもしがみつけないの
「本当は、まだ、」
そんな言葉は、もう捨てた
怖かったよね、大変だったよね
でも一緒に探してくれたよね
ありがとう
夢の世界は もう終わる
さようなら、みんな
そして、こんにちは、私だけのハッピーエンド
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