お目覚めのキス

5/6
前へ
/104ページ
次へ
謝りに行こうと、 今夜だけど家に来てしまった。 帰ろうかどうか 迷ってたらなおとが出てきた。 「あ…、あのさ。」 「…外寒いだろ。入れよ。」 「…ん。ありがと。」 「ココアでいいだろ?」 「あ、いや。その前に…今日はなんかごめんね?」 「ばーか、気にしてねぇよ。」 軽く頭を撫でられて恥ずかしくなる、 わかったあたしなおとが… 「…好き。」 「なんだって?なんか言ったか?」 「なおとが好き。」 顔をあげるのが怖くて俯いてたら無理やり顔をあげられた、 「…ぷっ、変な顔。」 「な、なによ!どうせ変な顔ですよ。」 「嘘、すげぇかわいいよ。」 「…なんか変なものでも食べた?」 「お前失礼だな。あのな、俺だってお前が…はるみが好きなんだよ。」 「…っ」 急に真剣な顔して言うからまたドキッとしてしまった。 「明日も起こしに来いよ。」 「やだ。」
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加