魂使い

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蜜柑達も部屋に戻っていき、春は部屋に一人になった。 鞄をベットに放り投げた。 スウゥ… 魂が現れ、魂は持っている袋を手渡した。 魂『これでよろしかったでしょうか?』 ガサッ… 春「…うん。ありがとう…」 春は魂に服を異空間にある自分の部屋から持ってくるように言っていた 春「それで?晴香って人から連絡はあった?」 春は着替えるために服を脱ぎながら魂に問いかけた。 魂『いえ…まだです。まだ一日も経ってはいませんし…』 春「…そう…(晴香って人…琴子先輩から聞いてたって言ってた…琴子先輩って母さんの事だよな…。何でずっと行方不明だった母さんを知ってるんだ…)」 …ボフッ… ベットに倒れ込んだ 春「………」 魂『春様…?』 春「…疲れた…少し休むからそのうちに部屋かたずけといて…」 魂『はい。ごゆるりとお休み下さい』 春「…ん……ス~…」 春は眠りについた。 それを確認した魂は異空間を繋げると、異空間にある春の部屋にある寮用の荷物をせっせと運び、せっせとかたずけた。 春「…ス~……ン…んー…」 コンコンッ 春「…んー…?」 魂『春様。夕飯の時間です。』 春「…あぁ…」 モソッ…ムクッ… 蜜「春ちゃん~来たよ~」 春「はーい…」 スクッ…ガチャッ…
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