魂使い

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蜜柑と蛍は春の手をつかんで部屋を出た。 そのまま風呂場に行き、入浴を済ませて各自部屋に戻った。 IN春の部屋 春「……はぁ~…」 スウゥ… 魂『大丈夫ですか?少し話し過ぎたのでは…』 春「あぁ…かもね…あそこまで話すつもりはなかったんだけどな…」 魂『それに…』 春「何か撮られてたな…」 魂『気づいていらっしたのですか』 春「うんまあね…何に使うかは知らないけど…」 ズズズズ… 春「ん?…誰?」 突然、異空ヘの穴があいた。 穴の中に誰か居るのを春は気づいたのだ ?「そんな警戒しないでいいわよ。」 魂『!!!!』 穴からは高等部の制服を着た女が出てきて魂は驚いた。 魂『晴香様!!』 晴「ウフフッ…はじめまして。高等部の魂使い、藤井晴香よ(笑)」 春「………まさかいきなり来るなんて…」 晴「ウフフッ」 春「…はじめまして…魂を使わず直接来るとは思いませんでした」 晴「そうね。ちょっといきなり過ぎたかしら? でも伝言で直接話すって伝えたでしょ?」 魂『晴香様!後日ではなかったのですか!』 晴「そのつもりだったけど何だか私達の予想を遥かに越えてたからね~」 春「………さっきの聞いてたんですか…」 晴「ええ。まあ初等部B組だし早いとは思ったけどここまでとはね~」 春「………」
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