134人が本棚に入れています
本棚に追加
蛍「何にせよ春ちゃんがアリスを悪く使うなんて言いきれないし、決めつけるのは良くないと思うわ」
蜜「さすが蛍や!💕」
蛍「うるさい」
バカンッ
蜜「ぐふっ!」
一方春は…
男「よく今まで学園に見つからなかったな~!」
春「…まあ…そうですね…」
男子生徒の相手に疲れてきていた。
春(疲れた…答えるのめんどくさい…)
ガチャッ
先生「授業を始める。席に着け!」
先生が教室に入ってきてぞろぞろとたむろっていた生徒達は席についた。
先生「では始める。〇〇ページを開いて…―」
授業は始まった。
春「…………」
蜜「春ちゃん大丈夫?」
春「えっ…」
蜜「何かぼーっとしてるけど…」
春「あぁ…大丈夫…。」
蜜「何かあったら何時でも言ってな~」
春「うん…」
先生「おいそこ❗私語厳禁だぞ❗」
春「ぁ…すみません…」
先生「ん?新入生か?」
春「はい…。ちょっとまだついていけなくて…少し聞いてたんです。すみません…」
先生「そうか。なら仕方ないな…だが気をつけろよ」
春「はい…」
先生に怒られ蜜柑と春はもっと小声で話した。
蜜「ごめんな。ありがとー」
春「ううん…いいよ」
キーンコーンカーンコーン…
授業が終わり、休み時間に入った。
春は席を立つと外へ出ようと扉の方へ向かった。
すると後ろから声をかけられた
蜜「春ちゃん?何処行くん?」
春「…職員室…。ちょっと先生に聞きたいことがあるから…」
蜜「ウチにわかることやったら教えるよ?」
春「…勉強の事なんだけど…」
蜜「うっ…それはウチには無理やわ(汗)」
春「それにいろいろ回ってみたいから…じゃあまた後で…」
蜜「うん!また後でな!」
そして春は静かに教室を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!