学園ｱﾘｽ―親の繋がり―

学園祭

春達は学園内を見回り、買い物をして寮に帰った。

ー部屋ー

春「…はあ～‥疲れた‥」

綾「お疲れ(^^)」

春「何であなたが居るんですか‥。ここは初等部の寮ですよ」

綾「ﾊﾊﾊ!分かってるよ？(^^)」

春「じゃあ何ですか。疲れたんで寝たいんですけど。」

綾「そうだなじゃあさっさと終わらすか」

春「……」

綾「春。お前さ、何で俺らに気づいたんならその場を離れない？」

春「あの人たちがムカついたから」

綾「だからってな、もし手を出してきたらどうするつもりだったんだ」

春「別に。何も言わなくてもビビってる人には負けない。」

綾「お前な～‥」

春「それに、あれ以上あの場に居た人らを巻き込みたくなかったし」

綾「‥…春。今日お前がしたことに悪いことは何一つない。だがな、奴らの相手まですることねぇんだよ」

春「私は言いたいことを言っただけ。」

綾「だからってな～‥」

春「それに‥私が居ないうちに何を言ったかは知らないけど、蜜柑ちゃん達に何か言ったんだろうし」

綾「それはな…」

春「気に入らなかった。まだ私だけなら我慢したけど他の子に言うなんて‥」

綾「春…」

春「‥私があなた達を追い払うように言ったのはあれ以上あの子らを気にさせたくなかったから。聖君に日向君。あの危力系の二人はよく気付くから」

綾「………はあ～‥わかったよ。もう言わねぇ」