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「優勝クラスは…潜在能力クラスです」
わぁぁっと喜びの声が広がる。
蜜柑「今年は潜在能力クラスか～委員長のクラスやな。」
春「…そうだね。」
「潜在能力クラス代表にはトロフィーが授与されます。」
翼「今年は潜在能力系、結構力入れてたからな～」
蜜柑「そうなんですか？」
翼「ああ。そうゆう時に限ってあいつらが出てくる…」
蜜柑「あいつら？」
「続きまして、個人賞の発表です。本年度のキングは…中等部A組特力系藤井綾女君、綾香君のお二人です！」
蜜柑「えぇ！？」
翼「魂使いはよく借り出されるからな～」
春「じゃあもしかして…」
蜜柑「なに？」
「そしてクイーンは！高等部、特力系藤井晴香さんです！」
蜜柑「えええ！！」
春「やっぱり…」
蜜柑「晴香さんて、あの晴香さん！？」
春「他にいないでしょ。」
「そして本年度の新人賞は！初等部Ｂ組奥平春さんです！」
春「…え？」
翼「スゲーじゃんか！春！」
蜜柑「すごいやん！」
特力の皆が喜んでいる。
春「…………」
何か変だと思いながらも皆に背中を押され、舞台に上がる途中、
晴香さん、綾女、綾香の3人が見えた。
すると綾女と綾香は笑い、晴香さんはこっちにウインクしていた。
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