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カリード「強そうな人が来たよ~」
ヤベッ隠れろ! ……じゃなかった。
魔王「どうも魔神ラギニス様、暫くでした……」
すかさずセルトにウィンク。セルトは引き笑いしながらカリードを連れてって何処かへ行った。なんかショックだ……
ラギニス「ふむ……五十年と1日振りだ……」
怖い。何故か先生になるとしたら、体育教師だろうと常々思ってしまう。
ラギニス「貴様にとって幸運なニュースだと思うが、今日はあまり体罰的な指導は行わない様にしてやる」
ああ、体育会系だな。
ラギニス「ところで貴様はさっきから何を考えている?」
魔王「グラウンドでも走るのかな……」
殴られた。お陰で少し頭がスッキリした。ついでに一バイトくらいしかない記憶力もぶっ飛んだ気がする。
ラギニス「悪い知らせは、欠席組の魔王らを退治して、次期魔王を共に決めようと思う。明日からだ」
芝刈りの後は、植物の配置か。有能な自分が憎いよ。
いやいや、なんでもない。
でも、この城の総員実質二名だよ? 少しヤバい気が……。
ラギニス「まずは魔王ヤファスだ」
げっ!
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