ゲームは人を駄目にしたり

6/7
前へ
/122ページ
次へ
カリード「強そうな人が来たよ~」 ヤベッ隠れろ! ……じゃなかった。 魔王「どうも魔神ラギニス様、暫くでした……」 すかさずセルトにウィンク。セルトは引き笑いしながらカリードを連れてって何処かへ行った。なんかショックだ…… ラギニス「ふむ……五十年と1日振りだ……」 怖い。何故か先生になるとしたら、体育教師だろうと常々思ってしまう。 ラギニス「貴様にとって幸運なニュースだと思うが、今日はあまり体罰的な指導は行わない様にしてやる」 ああ、体育会系だな。 ラギニス「ところで貴様はさっきから何を考えている?」 魔王「グラウンドでも走るのかな……」 殴られた。お陰で少し頭がスッキリした。ついでに一バイトくらいしかない記憶力もぶっ飛んだ気がする。 ラギニス「悪い知らせは、欠席組の魔王らを退治して、次期魔王を共に決めようと思う。明日からだ」 芝刈りの後は、植物の配置か。有能な自分が憎いよ。 いやいや、なんでもない。 でも、この城の総員実質二名だよ? 少しヤバい気が……。 ラギニス「まずは魔王ヤファスだ」 げっ!
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加