王対王

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結局ヤハァス?って人のお城の前に来ちゃったな~。あとニ百メートル位。 アイザ「……心臓バックバクだ。」 セルト「あれ?そんな強い相手なんですか?相手もお城だけのようですが。」 アイザ「いや、500人位の兵士がいるだろ。 現実から目を逸らすな。」 セルト「そうですか、幻覚じゃないのか。 非常に残念です。」 チキンな全二名の魔王パーティー。 セルト「でも、アイザ様はほぼ実技で採用されたようなもんだって、ラギニス様が……」 アイザ「確かに弱くは無いと思うが……」 良かった。カメラに気付いて無かったようだ。 セルト「現実から目を逸らしちゃいけませんよ。」 アイザ「おいコラ。 ってか敵さん進軍し始めてるよ。」 ナイス敵。分かってたかのようなタイミングです。 セルト「始めますがその前に、兵士たちは勇者やそれに近い者に含まれますかね?」 言ってみてなんだけど、イメージとしては対極な気もするけど……… アイザ「そこらへんが曖昧でな、戦死した奴は大体生き返る可能性が高い。」 セルト「残りは?」 アイザ「まあ極悪人だろうな。」 セルト「了解。」 俄然やる気が出てきました。 セルト「ナハハハハ………」 アイザ「お~い堕天使~。戻ってこ~い。」
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