5

26/194
前へ
/1073ページ
次へ
一生消えない傷痕。 消えない記憶。 何度忘れようと思ったことか。 何度忘れてしまえと言われたことか。 忘れてしまえばどんなにいいと思ったか。 ずっと染み付いて消せないシミ。 外すことの出来ない重い重い鎖。 それなのに・・・ 問題ナイ!とあっけらかんと言った禅の一言で、それらが何か違う物に感じられて・・・ もう、そろそろいいんじゃない? 自分でもそう思いかけていたことが素直に受け入れられた。 今を見てよ! 尚の言葉がやっと今腑に落ちた。
/1073ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15840人が本棚に入れています
本棚に追加