5

37/194
前へ
/1073ページ
次へ
「そう来たか。」 禅はムスッとした顔をしている。 「禅ちゃん、あの、」 「もう手加減するの止めた。」 禅は蜜の言葉を遮るように宣言するとそのまま一気にソファーに押し倒した。 「うわっ!ちょっと!禅んんっ!」 荒っぽく唇を塞がれる。 未だかつて経験したことないキスに蜜は翻弄されていた。 これはキス? まるで食べられているみたいだ。 頭が上手く回らない。 蜜は抗うことすら出来ずにただ身を任せることしか出来ずにいた。 禅の指先が服の裾から滑り込む。 あっと言う間にブラジャーのホックが外される。 脇腹を撫でる指先に体が反応する。 「ンッ!んあぁっ!んふぅ・・・」 体が熱い。 それなのに全身鳥肌がたっているみたいだ。 抗えない。 自分の体のコントロールが利かない。
/1073ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15840人が本棚に入れています
本棚に追加