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「したいね。すごく。」
「いいよ。」
そう言って蜜は腕を禅の首に回した。
「イイネ。凄くイイ。やっとハニーちゃんから来てくれた。」
「知らなかった?私、禅ちゃんが凄く好きなんだよ?」
「俺も。」
禅が蜜の髪に顔を埋めながらそう囁く。
「だからね、ハニーちゃん・・・
俺は絶対君を傷付けたくないんだ。
体も、心も。」
耳元でそう囁いて、頬っぺたにチュッとキスをひとつ落とすとゆっくり体を離した。
「残念だな。」
蜜はフフっと笑うと頷いた。
「本当に残念だね。」
「明日行こうね。朝イチで。」
禅は蜜の頬を撫でながらそう言って笑った。
「明日?そうね、気が向いたらね。」
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