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「でも先に教祖様から質問。」
「もう教祖ネタ止めよう？悪かったって、私が悪かったから。」
「じゃあ俺から質問。ハニーちゃんの行ってた病院はどこ？」
「へ？あぁ、みなと病院。え？本当に行くの？」
何となく、自分の中では禅の提案は本気じゃないだろうと決めつけていた。
禅ちゃん真面目に言ってたの？
本気で驚く蜜に禅は大きな溜め息を返す。
「俺にとっては最重要事項なんだけど？」
「ご、ごめん。」
思わず謝ってから、ふとさっきの疑問が頭をかすめる。
病院行くってことは、そういうことするってことでしょ？
そういうことって、こんな会ってすぐするもの？
確かに禅には全てを打ち明けたし、親密と言えばそうだろうけど。
普通、会って何回目でする訳？
そもそも普通に泊まっちゃってるけどこれはアリ？ナシ？
「おーい！ハニーちゃん！聞いてる？」
「え？あぁ、うん、何だっけ？」
「だから、みなと病院の何科の誰先生にかかってたの？」
「内科の飯島先生と、産婦人科の芹澤先生、だったと思う。禅ちゃん知ってるの？」
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