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「じゃあ先生が復帰してからでもいいんじゃない?」
蜜の素朴な質問に禅はカンペキな笑顔で答えた。
「待てない。」
蜜は正々堂々とそう言い切った禅を見てほのかに赤面していた。
ストレート過ぎるでしょ!?
「知り合いだから予約ナシでもある程度融通利かせてくれると思うし、病院で午前中潰したくないだろ?」
「まぁ。」
「じゃあ決まり。さ、食べたら仕度して?さっさとすませちゃおうぜ。」
禅に押しきられるような形で蜜はバスルームへと追いやられた。
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