15847人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな尚の視線に気付かない蜜は再び太郎に夢中になっていた。
「お肉好きなの?」
蜜はガツガツ肉を貪る太郎を嬉しそうに見つめた。
「ハニーちゃんも食えよ。飲み物は…」
適当に持って来た飲み物はビールとノンアルコールビールのみ。
「これは正直微妙な味。酒飲める?」
「飲めるよ。だけど禅ちゃんは車だし飲めないでしょ?」
「俺はこっちでいいよ。じゃあハニーちゃんはこっちをどうぞ。」
蜜にビールを渡して自分はノンアルコールビールを開ける。
「じゃあ遠慮なく!」
蜜はエヘヘと笑ってビールを受け取ると、禅のノンアルコールビールにコツンとぶつけた。
「かんぱ~い!」
最初のコメントを投稿しよう!