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玲「なに…これ…」
リ「…………………」
帰ってきた俺達を迎えてくれたのは、近所のおばさんではなく、弟分の子供でもない…完全に崩れた…町の変わり果てた姿だった
リ「アラガミだ…」
犯人は分かりきっていた
アラガミ…
「う、うぅ…リ…ック」
俺の耳に入り込む
聞き慣れた声
リ「親父!」
俺の親父だ
頭から出血して、瓦礫に埋もれていた
しかし、そんなことはすぐに吹っ飛んだ…
親父の…親父の下半身が…無かったからだ
それだけではなかった
奥の瓦礫の山…その隙間から出ている…母さんの右手…けど肘から先にあるはずのモノはどこにもなかった
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