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純二
「孝行こそどうしてここに?」
なおみ
「新しくきた人って竹本さんだったのよ。竹本さんの事知ってるの?」
孝行
「知ってるも何も、俺たち従兄弟同士なんだ。」
純二も二人の関係が気になる。
純二
「孝行たちはどういう知り合い?」
孝行
「同級生」
塚本
「メンバーも揃ったことだし、そろそろ始めるか」
なおみは純二と親密な関係になりたいらしく、積極的に純二に話しかける。
なおみ
「ねぇ竹本さん、クッキー食べてみて」
純二
「よし」
純二はなおみに言われるがままクッキーを食べた。
純二
「うまい!うまいよ、これ」
なおみ
「ほんと?よかった。私ね、今日転勤するって知らなかったから、城西署に持って行ったの。そしたら転勤したって言われて…。どこに転勤したかわからなかったからショックだった。だから一係の人と食べようと思って持ってきたの」
純二
「そしたら俺がここにいたって訳だね」
なおみ
「うん」
なおみと純二はすっかり意気投合していた。それを見ていた西田は、嫉妬心が燃えたぎり、邪魔をしようと話し掛けてきた。
西田
「なおみちゃん、俺にもクッキーちょうだい」
なおみ
「えーっ、だめよ。これは竹本さんのために作ったんだから」
西田
「おい、ほとんど初対面のくせに、なおみちゃんに馴れ馴れしいぞ!もっと離れろよ!」
純二
「えっ?なんですか?」
西田
「なおみちゃんから離れろって言ってるんだ。なおみちゃんは俺が先に手を出したんだぞ」
なおみ
「いいの!今、竹本さんと大事な話してるんだから、向こうへ行ってて!」
西田
「なおみちゃん、そんなぁ」
純二
「そういう事ですので…」
こうして楽しい時間は過ぎていった。
なおみは純二と話しをしてるうちに、話し疲れて純二にもたれて、気持ちよさそうに寝てしまっていた。
英雄
「なんだ、こんな所で寝て。なおみ、起きなさい。風邪引くぞ」
なおみ
「ん、竹本さ…」
純二
「署長、起こしちゃかわいそうですよ、こんなによく寝てるのに」
英雄
「しかし…」
純二
「後で僕がお送りしますから。お先にどうぞ」
英雄
「そうか、悪いなぁ」
純二
「いえいえ」
孝行
「意外とかわいい寝顔じゃん。まるで眠り姫だ
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