序章

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「おれは生きているのだろうか…。」 ふと虚空につぶやいた。 生きている実感がない。 まるで、すべて最初からプログラムされていたかのように、毎日が同じようにすぎ、一週間のサイクルが俺の生活を支配している。 玄関で明かりもつけず何をしているのか、靴を脱ぎ自分の部屋に入った。
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