序章
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制服を脱ぎ棄て私服に着替える。 親は帰ってこない。 今、親とは訳あって別居中である。 夕食を買いに外に出る、いつも行くコンビニの道中、日が暮れ空には一番星が大地をのぞいていた。 「俺は、本当にこのままでいいのか。」 そうつぶやくしかなかった。 それが、俺、山岸雄司の人生が転がり始めた瞬間だった。
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