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最早一刻の猶予もないといった感じのルフィに対しレイリーはその反応を予想していたのか落ち着いた様子でどっしりと岩の上に腰を据えた
「あの島で君達の身に何が起きた」
「…!」
その島で何が起きたのかは知らない、だがルフィがここまで顔色を失っているのを見れば生やさしい出来事でなかったのは容易に想像できる
「繰り返す為にまた集まる気か?」
「……!!」
レイリーの言葉に逃げ場を失ったかのように立ちつくすルフィ、抱きしめて支えてやりたい衝動を、けれど邪魔してはいけないような気になって堪えると
「私から一つ提案がある、のるかそるかは無論キミがきめろ、そしてキミもだ」
ルフィをずしりと見据えていた目が不意にこちらへと向けられた
そうしてレイリーの語った秘策とも言える計画は…
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