高等部1学年

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「さーて、まずは………あの人からだ!」 そう言って、俺の腕を強く引っ張る。 腕痛いって! 「あの人は…………」 よくもまあ、こんなにペラペラ喋れるよな。 ある意味ですげぇよ。 つーか、このクラス可愛い子ばっかりじゃないか! よっしゃ! まじラッキー! まぁ、彼女をつくる気はないけどね。 おっ!! あの子すげぇ可愛いじゃん! …………仲良くなっといて損はないよな? ちょっとステップ気味だったけど、早く着くなら気にしない。 「俺、覇牙統夜っていうんだ。よろしく」 俺が笑顔で右手を差し出せば、その女の子はちょっとびっくりしながらも右手をだしてくれた。 「あ、私は二葉花です。よろしくお願いします」 うん。 やっぱり可愛い。
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