高等部1学年

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「いや~、こんなに可愛い子に出会ったのは初めてだ!うんうん」 手を大袈裟に上下に揺らせば、花は顔が真っ赤。 やべ、可愛いすぎんだろ。 これは反則だ。 「あの、覇牙君は――――」 「あ、そうだ!俺のことは呼び捨てでいいから。つーか、統夜って呼んでくれたら倍嬉しい」 ちょっと目を輝かせて言えば、またまた顔を真っ赤にした。 「と、統夜……………………」 「おお!」 「……………………君」 ははっ、さすがにいきなりはキツいか。 「ま、仕方ないか。んで、どうした花」 「な、なんでもないです」 「そうか?」 くはぁーーー! なんだこの守りたくなるような感じ! 「花、何かあったら俺に言えよ?俺が何とかしてやっから」 頭をくしゃっとすれば、照れくさそうに俯く。 「あなたじゃ無理ね」 「そうかぁ………残念」 って誰だぁーー!
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