異世界 ~非日常の始まり~

3/18

2059人が本棚に入れています
本棚に追加
/173ページ
「いったい何が起こったんだか。つか夏なのに寒っ」 車に戻ってエンジンをかけてみた。 キュロロロ・・・・・・ブオン! ブロロロロ・・・・ 「よし、かかったか」 エンジンは内部も無事だったらしく、一安心した。 暖房を入れて、今自分がどのあたりに居るのか知りたくなってカーナビを見てみると…… 見たことない表示が出ていた。 「なになに? はぁ!?受信できないだと!?マジかよ…」 ナビには、[電波を受信出来ません]と表示されていた。 車のライトを点けて回りをよくみると、辺りは木しかなく、他には何もなかった。 落ちたとき、恐怖であまり下をよく見ていなかったが、青かったから川だと思う。 しかし、今いる場所は『森』の少し拓けた場所。 辺りに川は無い。 しかも、空を見ると、月が『蒼かった』 詰まる所、ここは『全く知らない世界』だった。 ここで、今までのことを纏めると、ある1つの説が頭をよぎった。 「もしかして、小説でいう異世界?んな訳ないか。読みすぎたかな」 『いえ、本当ですよ』 …………………?
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2059人が本棚に入れています
本棚に追加