初仕事~特攻は計画的に~

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周りの兵士は、見たこともない車にびくついてはいるものの、徐々にこっちに来ている。 気がつくと……… 「あ、囲まれてる。ちょっとマズイかも。なんてな」 ある程度兵士を惹き付けてから、蓮はある秘密兵器を製作した。 「左右にパイプを2つずつ、穴は50センチ間隔。 それにこいつを付けて‥‥と。 ほい完成」 そこには、さっきとは少し違って、コンテナ部分に穴の空いたパイプがくっついていた。 蓮は、事前に作っておいたガスマスクを自分とギンにかぶせた。 そして、密封した箱を取りだし、中から他より一回り大きいビンを、作り出した機械にセットした。 「スイッチ、オン!」 ……ブシュー! 蓮が機械のスイッチを押すと同時に、パイプの穴から白い霧が勢いよく噴射された。 [な…何だこの霧は!?] [構わん、突っ込‥‥zzz] 霧の中に入った数人の兵士が突然倒れた。 よく見ると寝ていた。
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