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ズガガガガーーン!!
「………え?何?」
突然、部屋の外から物凄く大きな音が聞こえた。
「外からのようです!!」
「見張り!!外を見てこい!!」
「「ハッ」」
幹部たちも慌てているようで、さっきまでの余裕じみた顔ではなくなっていた。
自分から離れてはいるものの、手を縛られているから、逃げることはできそうになかった。
それから数分、ようやく入った情報は、謎の巨大な物体が突っ込んできたというものだった。
しかも中には人がいたらしい。
その侵入者は、霧を出したかと思うと、周りにいた兵士を一瞬で眠らせたらしい。
何かの魔法かとティアは考えたが、そんな魔法は聞いたこともないので、余計に混乱した。
それから暫くしたが、それ以上の情報が入らなく、幹部たちは苛立っていた。
そして、幹部の一人が他の幹部に脱出すると伝え、その手配をしようと一人がドアに向かっていった。
その時、突然その人が反対側に吹っ飛んだ。
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