第2の仕事~王女帰宅計画~

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「じゃ、また後で」 そう言って彼はさっき居た部屋に戻っていった。 ちなみに、子供ドラゴンも彼に連れて行かれた。 彼が出ていった後、私は彼の言葉に甘えることにして、体を拭く為にドレスを脱いだ。 温かい濡れタオルは初めてだから、最初はびっくりしたけど、それ以上に気持ちよかった。 城から連れて行かれてからずっと風呂に入っていなかったから、汚れとか匂いが気になったけど、渡されたタオルで拭くと汚れは大分取れた。 拭き初めて数分、体全体が拭き終わった。 服は元から着ていたドレスしかなかったので、少し匂いはあったけど我慢して着ることにした。 ドレスも着終えて、私は彼を呼ぼうと思ったけど…… 「どうやって呼べばいいんだろう……」 まだ名前も聞いていなかったので、どのように呼べばいいかわからなかった。 「とにかく、よばなきゃ……」 意を決して、私はドアをノックした。
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