第2の仕事~王女帰宅計画~

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「貴方が撃破した要塞、実はどうやって沈めようか困っていたんです……… それを貴方は一人の死者も出さなかったどころが、建物にも最小限の破壊で攻略したんです!!」 俺、とんでもなく凄い仕事っぷりだったみたいだ。 そこまで言われると、何か嬉しいな。 「なので、今回のお礼に何か1つ能力の追加をしますが、何かありますか? あっ、身の回りのことでも大丈夫ですよ!」 う~ん、本当なら『元の世界に帰せ!』って要求したかったけど、俺自身か身の回りのことか……… あっ1つあった。 「なぁ、それって能力で作ったものに対してもあり?」 「?えっえぇ構いませんよ」 「了解。 じゃあ、俺の能力で作ったものの動力源になるやつを、無限に出る様にしてくれないか? そうでもしないと、そろそろガス欠で車動かせなくなるしな」 最近そのことで悩んでいた。 今使っているトラックも、大分前にもともと乗っていた車に載せていた非常用の燃料で動かしていた。 「えっそんなことでいいんですか?」 「そんなことって言うな!これはかなり重要なんだよ! それより、その内容で大丈夫?」
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