第2の仕事~王女帰宅計画~

13/44
前へ
/173ページ
次へ
「はっはい大丈夫です。 では、今から追加するので、少し待っててくださいね」 神はそう言うと、目を瞑り、何か呟きだした。 暫くすると、車のタンク部分あたりと、俺自体が光りだした。 (うお!?俺が光りだしたぞ!?) 光りは数秒で収まり、辺りを見渡したが、特に変化はなかった。 「おい、何も変化無いんだけど?」 「大丈夫ですよ。ちゃんと追加されています。確認してはどうですか?」 そう催促されてトラックの燃料計を見にいくと、 「おぉ、マジで増えてるな」 確かに、半分位にまで減っていたガソリンが満タンになっていた。 「確かに増えていた。 サンキューな!」 「いえいえ……。その位ならお安い御用ですよ。 あと、また減ってきた時は、対象に向けて『補給』とイメージすると、また増えるので、後で確認してくださいね」 「了解。 あっそれとは別に、1つ聞いてもいいか?」 どうしても聞いておきたいことがあった。
/173ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2059人が本棚に入れています
本棚に追加